【簡単に解説】株式投資は何かを5分でわかりやすく説明【株の仕組み】
簡単にわかるように株のことを教えてほしい。
あと、株の仕組みやメリットやデメリットなんかも知りたい。
このような疑問に答えます。
本記事の内容
- 株式投資とは何のこと?基本的な仕組みを解説
- 株のメリットとデメリット【2つの視点で説明】
- 株で利益を出せる人の特徴とは
- 株で稼ぐ方法【手段は3つ】
本記事は、株式投資に興味を持っている人に、株とは何か?仕組みからメリットやデメリットなどを解説します。
最後まで読めば、株について理解が深まるはずです。
※そもそも株とは?という人に向けて、5分ほどでサクっと読めるようになってます。
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株式投資とは何のこと?基本的な仕組みを解説
株式投資とは、株式会社が発行する株を、利益を見込んで売買することです。
「最近”株”を始めたんだ」とか「”株”で儲けた」など世間一般的に呼ばれる「株=株式投資」のことです。
株式投資だと長いので、株と略して呼ばれます。
株式投資の仕組みを図で解説
図のようになります。
- 投資家が企業の株を買います
- 企業は株式を発行します
- 企業は利益を投資家(株主)に還元します
企業は投資家から株を購入(投資)してもらうことで、会社の事業を行います。
株をたくさん購入してもらうことで、会社としても事業に使える金額が大きくなり、業績を伸ばすことができます。
業績が上がれば更に株が買われ、株の値段(株価)が上昇し、株主にも利益が出る、Win-Winな関係を築けます。
また、企業側は株を保有している株主に、配当金や株主優待を配り、利益を還元することもあります。
株主の権利とは?
株主は企業の経営に関与することができ、株主総会への参加が認めらます。
株主総会では、経営陣への質問をしたり、議決権として票を入れることができます。
他にも、株主は利益の一部を配当として受け取る権利があります。
- 配当金
- 株主優待
配当金というのは、株を所有している投資家に利益を還元する仕組みです。
企業や業績によって金額は違いますが、株を持っているだけで年に1、2回ほど配当が支払われることがあります。
株主優待も配当と同様に、年に1、2回受け取れることがあります。
※配当は企業によって条件が異なります。
他の投資との違い(FXや仮想通貨など)
よく言われるのが、株は「投資」で、FXや仮想通貨は「投機(ギャンブル)」といった感じです。
FXや仮想通貨などの投資は基本的に、円やドル、ビットコインなどの通貨の価格の上下で利益を狙います。
ですが、株式投資とは会社の成功や業績に応じて、お金を増やすイメージですね。
- 株式投資:会社のオーナーとしてお金を増やす
- FXや仮想通貨:お金を交換して増やす
同じ投資でも、株式投資の方が世間一般的に良いイメージでしょう。
株のメリットとデメリット【2つの視点で説明】
「株主側」と「企業側」の視点で解説していきます。
株主側
- 企業の成長に合わせて資産を増やせる
- 資産運用ができる
- 配当金をもらえる
- 株主総会に参加する権利がある
- 企業や経済について詳しくなる
- お金を増やすことへの知見が広がる
- 資産を減らすリスクがある
- 企業の倒産によって株が紙クズになることも
- 株が含み損(マイナス)の状態だと精神的にキツい
- 金銭感覚がおかしくなる
- 周りの人にあまり理解されない
このような感じです。
デメリットだけを見ると怖くなりますが、それなりにメリットも多いです。
企業側
- たくさんの人に株を買ってもらえる
- 良い業績や将来性があると株の価格が上がる
- 株価が上がると会社の利益が増える
- 上場していることで知名度や信用力が向上する
- 株主へ資金の返済義務がない
- 上場を維持するのにコストがかかる
- 株価が下がると経営が困難になることもある
- 会社の悪評によって株価が下がる
- 株主の意見をうかがう必要がある
- 買収によって会社を乗っ取られる可能性がある
このような感じになります。
株は買う人だけでなく、買われた企業側にもメリット、デメリットが関係してきます。
どうせならWin-Winの関係がいいですね。
株で利益を出せる人の特徴とは
結論、以下のような人が株で儲けられる人です。
- コツコツ分析できる人
- ギャンブルが得意な人
タイプとして極端に違う感じがしますが、どちらも正解であって、これ以外の人はなかなか利益を出すのは難しいです。
少し詳しく解説しますが、株式投資は分析が非常に大事になってきます。
株を買う指標として、以下が一例です。
- 経済の動向
- 企業の業績
- 配当利回り
- 未来予測
- 板
- チャート
- テクニカル
もっと細かく細分化していくと、限りなく見るポイントはあります。
もちろん買う際だけでなく、取引を振り返ってみて「何が良かったか・何がダメだったか」といった、勝っても負けても理由を分析できるような人が「株で利益を安定的に出せる人」になります。
もう一つのギャンブルが得意な人ですが、このタイプの人はここ一番の勝負で大きく儲けることができます。
株で230億円稼いだcis(しす)さんの原点にも、パチンコやゲームのスキルあったから勝てたと語っています。
株がギャンブルとは言いませんが、ギャンブルではないとも言えません。
株式投資が必ず儲かるなんてことは100%なく、少なからずリスクはあるので、「リスクがある = ギャンブル性がある」という意味で間違ってないと思います。
株で勝つことができない人とは
逆に勝てない人を言うなら、「ギャンブルができない人」です。
違う言い方をすれば、「リスクを取れない人」とも言えますね。
リスクを取れないのには、おそらく以下のような理由があるのかもしれません。
- 負けることを極端に恐れてしまう
- 失うことに痛みを感じる
- 過去に大きなお金を失ったトラウマがある
こういった意識が働くのであれば、株の相場で勝つことは難しいです。
ピンチとチャンスは紙一重であって表裏一体。勝つためには勝負する時も必要です。
株で稼ぐ方法【手段は3つ】
シンプルにこの3つだけです。
- 株の売買
- 配当金
- 株主優待
株式投資は株の売買をして稼ぐイメージがあるかもしれませんが、売買以外にも「配当金」や「株主優待」によって稼ぐことができます。
配当金が高い株では利回りが約6%ほどなので、100万円分の株を保有していれば、1年間で6万円ほどもらえます。500万円であれば30万円です。
また、株主優待でも株主優待割引券や商品券、自社製品などがもらえますが、これらをフリマサイトや金券ショップで売って現金化して稼ぐ方法もあります。
といったように、株で稼ぐには3つの手段があり、株を保有しているだけでも継続して恩恵を受けれる仕組みになっています。
少しでも興味があれば、株式投資にチャレンジしてみるのもいいですね。
株式投資の始め方が知りたければ、以下の記事を参考にしてください。
また、もう少し株式投資とは何かを具体的に知りたければ、「株主はじめました」の本を一度読んでみるといいかもしれません。マンガ形式で読めるので、わかりやすいですよ。