【完全初心者向け】株式投資の始め方を解説【スマホもOK】
株の取引をするには何を準備すればいいか教えてほしい!
このような悩みを解決するべく、初心者向けに株式投資の始め方を、5つの手順に沿って解説していきます。
僕自身も株を始めた当初は何からやればいいのか全然わからず、初取引ができるまでに多くの時間がかかったことがあります。
そんな無駄な時間を削りつつ、最短距離で株を始められるように、経験に基づいた情報を惜しみなく書いてますので、ぜひ最後までご覧ください。
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初心者でも簡単!株の始め方を5つの手順で解説
株を始めたいのであれば、以下の手順で進めていきましょう!
- 手順①:元手の資金を準備する
- 手順②:取引できる環境を整える
- 手順③:証券口座に申し込む
- 手順④:株の基礎知識を学ぶ
- 手順⑤:実際に取引する
早い人で2~3日もあれば、すぐに株を始められます。
それでは、手順ごとに解説していきますね!
手順①:株を始めるために資金を準備する
株は少額から始めることが可能ですが、30万円ほど用意しておいた方がいいですね。
理由は以下です。
30万円あると良い理由
- 80%以上の株の銘柄が取引できる
- 信用取引ができる
80%以上の株の銘柄が取引できる
資金が30万円あれば、買える株の銘柄が約80%にもなります。
主要な東証上場市場として「プライム」「スタンダード」「グロース」があり、この3つの市場に属する企業の合計は、約3,800ほどです。(2023年8月現在)
その中で、資金ごとに買える銘柄数を絞り込むと以下になります。
- 5万円以内:582銘柄(約15%)
- 10万円以内:1,437銘柄(約38%)
- 30万円以内:3,127銘柄(約84%)
※SBI証券のスクリーニング機能を使って抽出したデータ(2023年8月現在)
買える銘柄が多いほど、利益が出そうな株を取引することができますし、複数の株を一度に購入することもできます。
信用取引ができる
信用取引とは、証券会社から一時的にお金を借りて株を購入する方法です。
お金を借りつつ、資金の3倍まで取引ができます。
つまり、30万円の資金で約90万円の取引が可能になるので、ここ一番で勝負をかけたいときに有利になります。
そして、この信用取引を申請するのに、口座残高に30万円が必要になります。
30万円も貯金がない場合は?
大丈夫です。信用取引はできませんが、最低5~10万円ほどあれば株取引は可能です。
むしろ最初は少ない金額で入金してみて、実際に注文や決済などの操作になれてから大きい金額でチャレンジしてみたほうがリスクが少ないですね。
少額で始めつつ、給料が入ったら月に3万円でもいいので口座に入金しつつ、30万円まで増やしていきましょう!
手順②:取引可能な環境を整えましょう
環境としては以下の2つだけあれば大丈夫です。
- デバイス(パソコン、スマホ、タブレット)
- ネット接続環境
株式投資を始めるには、パソコンやスマホなどのデバイスが何か1つ必要です。
この記事を読んでいるのであれば、おそらくスマホかパソコンをお持ちかと思うので、今お使いのデバイスで大丈夫ですね。
また、最近の株取引は、証券口座の申し込みから株の売買まで、すべてインターネット上で完結するので、ネット接続環境は必須です。
ネット環境は繋がればほぼOKですが、電波が悪い状況があると「注文が遅れる」「決済したいときにできない」といったこともあり得るので、できるだけ接続環境が良い方が有利です。
ただし、初心者であればとりあえず今の環境で始めつつ、本格的にやるときにスペックの良いデバイスに買い替えたり、ネット環境を強化するのがいいですね。
最近はスマホで株を始める人が多い
最近は証券会社ごとにトレード専用のスマホアプリを出してるので、スマホだけでも株を始める人も増えています。
画面が小さくて見づらいというのはありますが、一日中トレードする人でなければ、画面が小さいスマホでも十分です。
株取引はモニターをたくさん並べて、パソコンでやっているイメージが強いですが、最近ではスマホでもどうにかなる時代です。
手順③:証券口座に申し込む
お次は実際に、株の売買をするための証券口座に申し込みます。
一応、申し込みに必要な物を用意しておきましょう。
証券口座開設に必要なもの
- メールアドレス
- マイナンバーカード(通知カード)
- 本人確認証(運転免許証・住民票・健康保険証など)
- 銀行口座
基本的にどこの証券口座も、この辺りが必要になってきます。
書類として郵送しなければならない場合、口座開設までに1週間ほどかかることがありますが、SBI証券など「スマホで書類を添付したり顔認証で審査できる」ので、最短で翌日には審査が完了します。
初心者が株式投資を始めるなら、まずは「SBI証券」か「楽天証券」を申し込んでおくのがおすすめです。
詳しくは、以下の記事を参考にして下さい。
手順④:株の基礎知識を学ぶ【必要な人だけ】
取引を始める前に、株の仕組みやチャートの見方を少しでも理解しておくと良いかもしれません。
基本的には価格の安いところで買って、高くなったら売るという簡単な知識だけでも始められますが、知識が多ければ多いほど取引を有利にできるかと思います。
株を学ぶには以下の方法があり、タイプによって学習方法は変わるかと思います。
- 本(書籍):しっかり学びたい人
- YouTube:文章読むのが苦手な人
- ブログ:完結に情報が知りたい人
この中でも書籍が一番信頼性が高いですが、情報量が多すぎて逆に困惑するなんてこともあります。
どれが一番かは人それぞれなので、自分に合うものを選びましょう。
「最速で学べる株の勉強方法4選【学び方はシンプル】」の記事でも勉強の仕方を解説してますので、よろしければどうぞ。
手順⑤:口座に入金して実際に取引する
証券口座の審査が完了したら、銀行口座から入金をして取引してみましょう!
証券会社のツールやアプリから、株の銘柄を選んで買いの注文を入れるだけです。
一回でも取引できたら、「個人投資家」の仲間入りです。
時間の経過と共に株価が上下するので、良きタイミングで売りましょう。
初心者はどうやって購入する株を選べばいいの?
選び方は自由なので、好きなものを選べばいいかと思います。
本来であれば、会社の業績や将来性を調べ、安定感や成長性を見て選ぶのが一般的ですが、初心者はそこまで考えなくてもいいですね。
選び方との一例として、
- ニュースなどでよく耳にする会社
- 好きな商品やサービスを取り扱っている会社
- 直感で値上がりすると感じた会社
といった感じでしょうか。
未来のことはわからないので、いくら下調べしたところで必ず値上がりする株を予想することはできません。
取引を重ねていくうちに、どのような株を買えばいいのか肌感覚でわかってくるかと思います。
株初心者のうちは少額の取引から始めよう
以上で株式投資の始め方が理解できたかと思います。
人によってはゲームに近い感覚になって、夢中になってしまうかもしれませんが、1つだけ気をつけておくべきことがあります。
資金がマイナスになるというリスクも考え、慎重に取り組むことが大切です。
いきなりゲームオーバーにならないためにも、まずは少額の取引から始めるのを心がけましょう。
一度の売買が5〜10万円ほどの少額であれば、どちらの方向に行ってもそこまで大きな金額にはなりません。
自信がついてきてから、大きな金額で売買するのがいいですね。
千里の道も一歩からです。楽しい株式投資ライフを送りましょう!